「都心ループバス C-758系統」名古屋観光に便利！　使い方＆おすすめスポット解説

名古屋の観光をもっと快適に、もっと楽しくしたいと思っていませんか？

名古屋駅から栄・矢場町・大須といった人気スポットをぐるっと巡回する「都心ループバス C-758系統」は、観光初心者にもやさしい市バス路線です。地下鉄の乗り換えに悩むことなく、主要エリアをスムーズに移動できるのが魅力。伏見・栄・矢場町・大須商店街などへの観光・グルメの名所を効率よく巡ることができます。

さらに、名古屋市交通局が発売する市バスが使える1日乗車券類でも、C-758系統にも乗車可能。このチケットは、観光施設の入館料割引や飲食店での特典も付いており、1日中乗り降り自由でとってもお得です。

この記事では、C-758系統の使い方やおすすめスポットを解説しています。名古屋観光をもっと楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

C-７５８系統の紹介

ルート

名古屋駅から伏見・栄・大須地区を周遊し、また、名古屋駅に戻ってくるルートになっています。

C-758系統は、外国人・観光客にわかりやすくするため、停留所番号が表記され、バス停の間隔が狭いという特徴があります。通常の市バスなら、1か所しか止まらない停留所に2か所止まる場合もあります。

名古屋駅からの乗車

名古屋駅からは、JR名古屋タカシマヤゲートモール１F「名古屋駅バスターミナル」9番乗り場から乗車します。名古屋駅バスターミナルについてはこちらの記事をご覧ください。

また、名鉄・近鉄・名鉄バスセンター・地下鉄東山線利用者の乗り降りはこちらもおすすめです。

観光スポット

C758系統は周辺の観光スポットを経由して走ります。地下鉄を利用するよりも近くなるスポットを中心に紹介します。

名古屋で有名な演劇・ミュージカル会場です。バス停から5分以内でアクセス可能です。

名古屋市科学館はプラネタリウムが人気で、土休日は満席になる時間帯もあります。名古屋市美術館は常設展の他、特別展が人気です。イベントによっては日時指定制になる場合もあります。バス停から徒歩5分から10分です。

元丸栄の跡地に建てられた商業施設。現在はそこに飲食店・スーパー・無印良品が入店。昔の面影も一部残している。バス停から徒歩2分で到着。C26はマルエイガレリア前に到着します。

栄信号近くにあるバス停。記載してある施設の最寄で、徒歩2～3分です。サカエチカへの地下街もこちらが最寄りです。C11は栄三越前に到着します。

C758系統限定のバス停。記載の施設へは徒歩2～3分で到着します。

白川通大津は大須方面に向かう場合のみ2か所停車します。松坂屋（ヨドバシカメラ）へはC13・名古屋PARCOへはC14が最寄りとなります。C23へは横断歩道を渡る必要がありますが、徒歩2・3分で到着します。

矢場町3番乗り場に到着。久屋大通庭園フラリエへは徒歩1分。花や緑などを楽しめる庭園の中にBBQ場やイベントができる場所がある施設になっている。飲食店もある。

若宮大通沿いにある施設。徒歩5分程度。若宮八幡社は大須にある神社としてもとても有名。刀剣博物館は刀剣乱舞をきっかけに有名になった博物館です。白川通大津（C23）も徒歩圏内で利用可能。

C-758系統限定のバス停。大須商店街の中央（本町）通に停車する。大須観音へは徒歩5分。KOMEHYO名古屋本店の目の前に到着する。

上前津4番乗り場に到着。万松寺信号近くに到着し、徒歩3分で到着する。

料金

名古屋市交通局のバスは、一部を除き、乗車時に料金を払います。

現金の他、ICカード、市バスが利用可能な名古屋市交通局の1日乗車券が利用可能です。

このほかに、C-758とルーブルのみ利用可能な「メーグル1DAYチケット」があります。

運転時間

10時から17時までが10分間隔なので、観光目的の利用者が多いです。大須方面に延長されたときに終発は遅くなりました。

名駅16系統は、C-758系統の名古屋⇔栄間を補完する系統として運転されています。C-758系統と同じ9番乗り場から発車します。毎時1本の運転ですが、朝や夕方は毎時2本運転されています。一部の停留所は通過するほか、矢場町・大須方面には向かわないのでご注意ください。

注意点

おすすめで便利なC-758系統ですが、デメリットもいくつかありますので紹介します。

名古屋駅⇔大須地区は時間がかかる

C-758系統を利用した場合、名古屋駅⇔大須地区の所要時間は約30分です。時間がかかりすぎ・・・　と思う人は、次のどちらかを検討してください。約20分に時間を短縮できます。

名鉄バス

名鉄バスを利用した大須地区へのアクセス方法はこちらの記事をご覧ください。
昼間は12分に1本運転です。

地下鉄

大須地区へは以下の通りで向かいます。

伏見駅ー大須観音駅は昼間は10分に1本の運転です。

市バス利用

名称の異なるバス停がある

大須地区では、通常のバス停とは異なる名称を使うバス停がある。
（降りる場所をわかりやすくするためである。）

Ｃ７５８のバス停	停留所番号	市バスのバス停
フラリエ	Ｃ１６	矢場町３番乗り場
大須万松寺通	Ｃ２１	上前津４番乗り場
大須赤門通	Ｃ２２	矢場町７番乗り場

矢場町バス停は名称変更分含め４カ所停車するので降りる場所には注意。

中型バスで運転

名古屋市交通局のバスは通常大型バスで運転されるが、C-758系統のバスは一回り小さい中型バスで運転されるのが基本となっている。そのため、運転する時間帯によっては混雑が激しい。

遅延が頻繁に発生する

土日の昼間を中心に、広小路栄⇔上前津間で遅延が発生します。これは、大津通の栄から上前津は栄地区で一番の繁華街を通るためです。大須・栄地区から名古屋方面に向かう時は、バス停で待つのをお勧めします。

市バス接近情報に乗りたいバス停、降りたいバス停を指定することで、後どれくらいで到着するかおおよその時間がわかります。一部のバス停にはQRコードも表示してあります。

イベント実施日はルートが異なる

大津通の栄から上前津間は　イベントを実施する場合が多い。

イベントが行われている時間帯は、栄大津―矢場町間を久屋大通へ迂回運転を行う。（一部の他バス停に臨時停車を行う。）

迂回運転をしている間は、矢場町地区へのアクセスが不便になる。
次の場所に行く場合は広小路栄から徒歩が便利になる。

まとめ

今日は、C-758系統の紹介でした。名古屋市の観光やお出かけに特化した路線バスです。ぜひ気軽に使って、名古屋旅行を楽しんでください。

ではまた、次の記事で。