こんにちは。ぽっぷです。
伊勢神宮。お伊勢さんとして有名で外宮・内宮巡りをする人がとても多い三重県の超有名観光地です。ネットで調べてみると、このように出てきます。
伊勢神宮は、三重県伊勢市とその周辺に位置する125の社を含む特別な神社です。中心となるのは、皇室のご祖先である天照大御神を祀る内宮(皇大神宮)と、衣食住の守り神である豊受大御神を祀る外宮(豊受大神宮)です。伊勢神宮は、古代の高床式穀倉に由来する「唯一神明造り」という建築様式を持ち、茅葺の屋根と簡素なデザインが特徴です。20年に一度行われる「式年遷宮」では、社殿を新しく造り替え、常に新鮮さを保つことが大切にされています。また、神宮の周辺は美しい自然に囲まれ、参道や神宮の森は多くの観光客に人気です。

1月4日に首相が伊勢神宮にお参りしたり、定期的に皇族関係者もお参りに行かれます。
そんな伊勢神宮ですが、関西方面からは近鉄特急一択。時間がかかるため、急行はおすすめできません。しかし、名古屋方面からはそうは言えません。近鉄の他にJRが走っています。そして、JRも実は結構早いんです・・・。なので、今回は

名古屋から伊勢神宮へはどうやって行くのが一番いいの??
という質問の答えを説明したいと思います。
・ 公共交通機関を使った3つの方法
・ 3つの方法の選び方
・ おすすめの寄り道スポット

早く快適に移動したいなという人は近鉄特急一択。しかし、安さをとるならJRの快速みえがおすすめです。
モデルコース
伊勢神宮は外宮→内宮の順番で参拝します。外宮または内宮のみ行くのは片参りといい、よいものとはされていないので気をつけてください。
内宮とおかげ横丁は隣接しているので、どちらを先にしてもO.K。猿田彦神社もおすすめです。

猿田彦神社の最寄バス停は「猿田彦神社前」です。
バス代も少し安くなり、おかげ横丁もいけます。
猿田彦神社前 380円
猿田彦神社前 200円
上記のバスではICカードが利用可能です。
バスは基本的に渋滞が発生します。混雑時は臨時バスの運転もありますが、時間には余裕をもっての行動を。二見浦や鳥羽など他に行きたいところがある場合は、参拝後に行くのをお勧めします。

モデルコースの所要時間は4~5時間です。混雑状況で多少前後します。
伊勢神宮への向かい方
名古屋から伊勢市に向かう場合には、主に3つの方法があります
- 近鉄特急
- 近鉄急行
- 快速みえ
近鉄特急
全席指定・リクライングシートで快適移動
追加料金でさらにリッチに移動可能
乗車券のほかに特急券が必要。朝早くから夜遅くまで最低毎時2本走っています。デラックスシートや個室が設置されている列車もあり、追加料金を払えば利用可能です。
超混雑期には満席になる場合あり
コンセントがない車両の場合あり
速達便・しまかぜは五十鈴川駅通過

伊勢志摩ライナー・アーバンライナーを選べば、通常席でも2席に1つのコンセントがあります。
五十鈴川 3090円
特急料金 1340円が含まれます
近鉄は、乗車券としてICカード・クレジットカードでのタッチ乗車ができます。
特急券はネットで購入が便利。伊勢市駅・宇治山田駅・五十鈴川駅の特急券売り場は混雑必須です。
しまかぜの座席 840円
しまかぜの個室 1050円

伊勢志摩ライナーのサロン席・ツイン席は追加料金はいりません。
土休日 9:25発の速達便あり
「しまかぜ」は 10:25発
土休日運転の速達便は五十鈴川駅通過
「しまかぜ」は 五十鈴川駅通過
近鉄急行
最低毎時1本乗り換えなしで行ける
運が良ければクロスシートが来ることも
名古屋から毎時最低3本ある急行うちの1本が伊勢市内まで直通運転。朝晩は毎時2本(1本は乗換が必要)になります。
全ての車両がロングシートの場合あり
名古屋近郊を中心に混雑する列車が多い

伊勢市側の4両にクロスシートが来ることがあります。来たらラッキーです。
五十鈴川 1750円
近鉄は、乗車券としてICカード・クレジットカードでのタッチ乗車ができます。
・ 途中駅で乗換ができる列車

名古屋駅の発車案内・駅の自動放送では、伊勢中川・松阪駅での接続案内が流れます。宇治山田・五十鈴川・鳥羽行きの列車に乗れる場合は、その列車も乗車可能となります。
名張・大阪上本町行きは乗り換えが必要

乗り換えは伊勢中川または松阪で行います。
快速みえ
JRと伊勢鉄道が連携して、名古屋と伊勢・鳥羽を結んでいます。
快速みえ得ダネ4回数券を使えば、近鉄急行よりも安くなり、近鉄急行とほぼ同等の所要時間です。早く到着する列車もあります。
新幹線からの乗り換えが便利
指定席連結
クロスシートで運転
1時間に1本のみの運転
2両運転が多く、名古屋近郊で常に混雑
行き違い待ちの運転停車が発生

快速みえはICカードが使えません。事前に切符を購入の上乗りましょう。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

お得なきっぷは こちら からご覧いただけます。
おすすめの行き方
近鉄特急
近鉄特急を往復使う人におすすめなきっぷがあります。「【特急券付き】伊勢神宮参拝デジタルきっぷ」です。駅で購入するのではなく、スマホやパソコンで購入し、スマホのQRコードで乗車するお得なきっぷです。
往復の通常特急料金込み
伊勢・二見地区のバスフリー乗車券込み
松阪―賢島間 乗り降り自由
上記区間で使える特急券 2枚付き
3日間有効(日帰りでも利用可)
宿泊利用者をターゲットにしているため、フリー区間乗り放題サービスも付いています。鳥羽地区のバスは乗れないのでご注意を。
・ QRコード設置の自動改札を使う
・ QRコード設置外の駅で時間がかかる
また、複数人数利用時には、代表者が次のことを行う必要があります。
・ 特急券の購入・変更
・ それぞれのスマホに切符を送る
(チケットの分配が必要)
詳しくは こちら で確認してください。
なお、2025年8月までの利用なら 大人200円 子供 100円引きです。

伊勢神宮の周りには有名な観光地がたくさん。伊勢神宮の宿泊旅行は↓から検索してみてください。
よくある質問 ①

ネットで買って、分割してめんどくさい・・・。窓口で買えるきっぷはありませんか??

前日までの購入で、先ほどのきっぷとほぼ同じ仕様のきっぷ「伊勢神宮参拝きっぷ」があります。
名古屋から 大人 6800円 子供 3400円 です。
よくある質問 ②

当日購入の場合には、どうすればいいですか??

ICカードとネット特急券の組み合わせがおすすめです。
よくある質問 ③

初詣の時は、さらに安くなるとききましたが・・・。

初詣シーズンは、年末までに買うと初詣の際に上記のきっぷよりも安くなるきっぷを発売しています。通常、窓口での発売となります。初詣の際は、そちらも検討してください。
近鉄急行
平日ののんびり一人旅では、快速みえは通常料金で利用することになり、運賃的に損になります。近鉄急行でのんびり向かいましょう。
快速みえ
平日ののんびり1人旅以外は、快速 みえ の方が安く移動が可能です。

快速 みえは混雑が激しいと聞いていますが・・・。

桑名や四日市へ向かう人で快速みえも近鉄急行も混雑するのには変わりありません。
それでも不安な人は4両の快速みえや整列乗車・指定席を考えましょう。
時刻表と両数は こちら から確認できます。
快速 みえ号を利用する場合 2つのお得なきっぷを組み合わせて使います。
- 青空フリーパス
- 快速みえ得ダネ4きっぷ
大人 2620円 子供 1310円
土休日はこのきっぷを1人1枚持参して使うのが一番簡単で分かりやすいです。
青空フリーパスは伊勢鉄道の料金込み。名古屋―伊勢市の往復で元が取れるほか、鳥羽や二見浦へ足を延ばしても追加料金不要です。

岐阜・一宮・大垣・岡崎・多治見などからの利用でも同じ料金です。
青空フリーパスについて詳しくは↓をご覧ください。
1枚で子供2人の利用可能
名古屋市内―伊勢市 5040円
(1枚当たり 1260円)
平日の場合、このきっぷがおすすめになります。名古屋市内の指定席券売機・近距離券売機で気軽に購入可能です。2人での往復旅行に最適です。土休日でも名古屋市内からの2人なら、こちらもおすすめです。

名古屋市外(岐阜・一宮・岡崎・多治見等)では買えないのでご注意ください。
快速みえ得ダネ4回数券について詳しくは↓をご覧ください。
よくある質問

3人で移動する場合はどうすればいいですか??

平日:名古屋→伊勢市の片道きっぷ2枚と快速みえ得ダネ4きっぷの組み合わせ
土休日:青空フリーパスを各自購入
名古屋→伊勢市の片道きっぷは 近距離券売機・指定席券売機で購入可能です。伊勢鉄道経由の切符を買うことになります。経路選択は十分に気を付けてください。
オプション
参拝の後の寄り道

伊勢神宮の参拝が終わって、時間に余裕があります。他に寄り道におすすめな場所はありますか??

時間が余ったら、ぜひ「伊勢二見鳥羽周遊バスCANばす」を使って二見浦方面に行きましょう
「伊勢二見鳥羽周遊バスCANばす」は毎時1本運転。二見浦・二見興玉神社は時間があれば、ぜひとも立ち寄っていただきたいスポットの1つです。
(二見興玉神社の御朱印配布は午後4時までです。)

二見浦-伊勢市は毎時1~2本のJRの列車が走っています。料金は片道210円です。紹介した施設は、二見浦駅から徒歩15分〜25分程度かかります。
帰りの列車が大混雑・・・

参拝が終わって駅に戻ってきたけど、大混雑で列車に乗れません・・・。座って帰りたいです。

温泉でゆっくり過ごしてから帰るのはどうでしょうか??
伊勢市駅北口から徒歩15分にある、「伊勢・船江温泉みたすの湯」は、参拝の疲れをいやすのに最高。ご飯もここで食べれば、家ではすぐにしたいことができますね。

くつろぎすぎて、最終電車に乗り遅れないように注意してください。
まとめ
今日は名古屋から日帰り旅行に行くときのおすすめの行き方の紹介でした
参考にしていただけると嬉しいです
ではまた、次の記事で。
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