名鉄名古屋駅の改札口に到着して、いざホームに降りると……「え、どこに並べばいいの？」「乗車位置がたくさんあってわかりにくい！」と戸惑った経験はありませんか？
名鉄名古屋駅は、その独特な構造から、初めて訪れる人や慣れていない人にとっては難易度の高い駅とも言われています。乗車位置のランプ表示やカラフルなラインは便利な反面、「どのホームの、どの色から乗ればいいの？」と迷ってしまうことも。
この記事では、名鉄名古屋駅から目的地へ向かうために、どのホームで、何色の乗車位置を選べばいいのかをわかりやすく解説します！
もう迷わない、イライラしない！快適に電車に乗って目的地へ向かうために、ぜひこの記事を最後までご覧ください。
JR名古屋駅から名鉄名古屋駅への行き方は こちら で確認してください
名鉄名古屋駅の構造
名鉄名古屋駅は、線路の左右にホームがある3面2線という大変珍しいホーム構成をしています。通過型ターミナル駅と言われており、昼間でも次々に電車がやってきて、乗り降りを行うとすぐに出ていきます。
乗り降りをスムーズにいかせるため、乗車用ホームと降車用ホームがあります。そのため、乗る人は乗車用ホームから乗り、降りる人は降車用ホームに降ります。
ただし、名鉄には「特別車」という指定席があります。リクライングシート・車内トイレ付で快適に移動ができます。この利用者に限り、2・3番線ホームからの乗車が可能になっています。
特別車（指定席）は、1・4番線からでも乗れるので安心してください。
名鉄の特別車（指定席）は駅の自動販売機やインターネット上で購入可能です。中部国際空港に向かうのに便利な「ミュースカイ」は全車指定席となります。
なお、名鉄名古屋駅1・4番線ホームには、ファミリーマートがあります。また、4番線ホームには吉野家もあります。
名鉄は特別車（指定席）以外の利用に料金はかかりません。特急でも「一般車」に乗れば乗車券のみで利用可能です。
乗車方法
乗り場が２つあるので改札口の時刻表を見て、指定されたホームに向かいます。特別車利用者は中央の2・3番ホームから乗車可能です。
ホームに降りる途中とホーム上に「列車案内モニター」があります。発車する直近3列車の種別・行先・発車時間・両数がわかります。
行先の周りに色がついており、その色が整列色となります。1番ホームには5色・4番ホームには4色あります。
また両数は、2・4・6・8両の4種類があり、特急は基本的に2両分が特別車となり、普通の切符で乗れる車両数が減ります。
整列色と両数の組み合わせで乗車位置が少しずつ変わるため、非常にややこしいです。
速達列車は、普通列車以外の種別全てです。そのため、速達列車の列には4番ホームの列車を中心に、連続して同じ整列色の列車が来ることがあります。そのため、譲り合った整列が必要です。
なお、1番ホームの黄色整列色と4番ホームの水色整列色は列車が来ないため、ほとんど使用していません。
中部国際空港（セントレア）に向かうのは「中部国際空港」行きのみです。緑の乗車位置に止まる約半数です。ご注意ください。
ホームには表示板がついていて、整列色の点灯している乗車位置で整列します。次の列車の場合は点滅に変わります。
一部特別車の「特急・快速特急」は2両が特別車（指定席）となります。乗車券のみで乗れる車両が減ります。（3号車～6号車または8号車に乗車可能）
駅には自動放送がありません。肉声で行先、整列色・乗車位置の案内があります。そちらを聞いて乗車するのがポイントです。
名鉄は速達列車の中で、通常停車駅の他に止まる駅があったり、途中から種別が変わるものもあります。
わからなかったら、駅員に聞いてみるのも大事なポイントです。
おおよその乗車位置
とはいっても、ややこしくて大変・・・。
ということで、乗り場別におおよその乗車位置を紹介します。
1番乗り場
国府宮・一宮へは 一部を除き「急行」でも向かうことができます。4両の急行はホーム中央で、それ以外はホーム前方で待つのがおすすめです。
一宮・岐阜へはJRの方が安く・早く向かうことが可能です
と
のおすすめ
紫の乗車位置は、ホーム後ろよりになります。間違える人が本当に多いので気を付けてください。
また、青の乗車位置に止まる「急行」の一部で、「須ヶ口」で乗換した方が早く着く場合があります。列車案内モニターや案内放送で確認することができます。
名古屋駅での津島方面の時刻表は、接続する「急行」も含めたものになっています。
朝の一部「準急・急行」を除き、緑色の乗車位置に止まる列車が全て先着します。ホーム中央から前よりで待つのがおすすめです。
新可児方面の直通列車は無くなりました。
犬山で乗り換えが必要です。
2番乗り場（特別車のみ乗車可能）
乗車するときには、ホーム上にある特別車専用の乗車位置案内板で乗車位置を確認してください。
3番乗り場（特別車のみ乗車可能）
乗車するときには、ホーム上にある特別車専用の乗車位置案内板で乗車位置を確認してください。
4番乗り場
駅構内の構造上、ホーム前よりで整列がしにくくなっています。そのため、すべての列車がホーム中央から後ろに止まります。（4両の「ミュースカイ」はホーム中央に停車）
神宮前（熱田神宮）へは朝・深夜を除き、すべての列車が先着します。来る列車に乗ればO.K。「ミュースカイ」には乗らないようにご注意ください。
基本的に15分に1本運転。通勤時間帯は「特別車」も満席になります。
のおすすめ
碧南・豊田市へは知立での乗り換えが必要です。
豊川稲荷への直通列車は昼間ありません。30分おきの「特急」で国府乗り換えになります。なお、一部時間帯で「急行」の直通列車があります。
西尾・吉良吉田へは30分に1本直通列車があります。4両と短く大変混雑しますがこれに並んで乗車するのをお勧めします。
西尾へは、『青色の乗車位置に止まる、一部特別車の「特急」で新安城乗り換え』でも行くことができます。
のおすすめ
緑色の乗車位置に止まる列車の約半数が中部国際空港行きです。他の行先に乗らないように注意してください。なお、「準急」と「特急」では所要時間が10分以上違います。
緑色の乗車位置に止まる列車の約半数が河和行きです。（朝・深夜の一部は内海行き）内海へは直通列車が非常に少なく、直通がないときは富貴での乗り換えが必要です。
のおすすめ
まとめ
今回は、名鉄名古屋駅から名鉄沿線に行きたい場合にどの列車に乗ったのかを紹介しました。ぜひ参考にしていただけると幸いです。
じゃらんではまた、次の記事で。
コメント